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和菓子歳時記
 四季折々、さまざまな種類が揃う茶席の和菓子。
数多の和菓子の中から時節に適い、思い描く席の趣向にも相応しい一品を選ぶことは席主の心配り。
お茶席で用いられる和菓子を中心に季節や歳時記に合わせた和菓子をご紹介いたします。
老舗の和菓子をはじめ、新進気鋭の和菓子職人の作る 愛おしい和菓子の数々を『和菓子歳時記』でお楽しみください。
 
当サイトオリジナル『愛おしい和菓子』をお求めの皆様へ
和菓子制作者 早川保氏から「名古屋市教育委員会 森川邸田舎家再現基金」に売り上げの一部をご寄付いただける
というお申し出がありました。
 
『愛しい和菓子』どうぞ多くの皆様のご用命を 心よりお待ち申し上げます。現在準備中です。
 
弥生   『姫小袖』  松江御菓子司 一力堂
 
今年3月3日 森川邸本宅で開催された「三日月茶会」(席主は 裏千家 庄司宗文氏)に出された打菓子
ひな祭りにちなんだ可愛らしいお菓子がお客様にだされました。
 
姫小袖は上品であっさりとした味わいの皮むき餡を、お店独自の製法で調製した
和三盆糖で打ち上げた打菓子で、ほろりとくずれるような繊細な美しさ
お客様にとても好評でした。
 
      
     
      
 
 
 

弥生  『ひちぎり』   一宮 川村屋賀峯総本店

 

2017年3月3日 三日月茶会 席主は、尾州久田流 家元 下村瑞晃宗匠

茶席でおつかいいただきました「引千切」(ひちぎり)

 

よもぎこなし製の台を丸く伸ばしてくぼみを作り、その端の一カ所に引きちぎったような取っ手らしき形を添えくぼみには餡を乗せる。宮中で人手が足りない時に餅を丸める手間を惜しんで引きちぎったのが始まりと

京都の雛祭りには欠かせない和菓子として用いられ別名「あこや餅」とも。

 

三色のきんとんは備中白小豆製 中の餡は粒あん。

 

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